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香の世界

3種類の匂いの王道として、3つ上げるならば、わたしは、「香道」、「香水」、「アロマテラピー」だと思います。

香道とは、文字どおり香りを楽しむことを基本とした芸道で、茶道や華道と同じく、動作の中に精神的な落ち着きを求める日本古来の芸道です。
香木と呼ばれる「木」もしくは「樹脂」に由来する成分を燃焼させることで香りを楽しみます。燃焼といっても、香そのものに火をつける線香などとの一番の違いは、「間接熱で、煙を出さずに香り成分だけを立ち昇らせる」ことです。香木には「伽羅(キャラ)」、「沈香(ジンコウ)」、「白檀(ビャクダン)」などがあります。

香水は、本来コロンなどとことなりParfum(パルファン)を指します。Parfumの語源は、ラテン語のPer(〜を通して)とFumum(煙)から由来します。
香水は5-7時間も香りが持続しますが、時間によって香りは変化し、「トップノート」、「ミドルノート」「ラストノート」に分けられます。
塗布する場所は、汗をかかない場所につけるのが基本。香りのブレンドをする人のことを特に調香師といい、香水は、天然にはない幻想的で独特な香りを調合したものです。

アロマテラピーは、インドのアーユルベーダ医学の影響を大きく受けています。中国の「神農本草経」に当る「マテリア・メディカ」をその歴史に持ち、薬草医学の系をくみます。

フランスに於けるアロマテラピーが、精油の成分に着目し薬理作用を重視していることに対して、イギリスやその流れをくむ日本では、体のトラブルは部分ではなく全体的なバランスの崩れとして捕らえ、特にホリスティック・アロマテラピーと呼びます。

アロマテラピーは、香りを嗅ぐことで精神面、身体面の回復をはかりますが、ポプリオイルとは本質を異する存在です。それは植物油を使用したトリートメントを行うこと、天然の精油を使用する点です。

では、精油とは何なのでしょうか?

精油は植物の特定部位で生産されます。従って、原料によって精油を取る部位が異なる他、抽出法も異なります。精油とは、エッセンシャルオイルとも呼ばれますが、俗にいう植物油とは全く異なるものです。精油は、独特の香りを持つ(芳香性)他、揮発性にとみ、特に植物油に溶解しやすい性質を持ちます。 成分的には、ネロールなどのアルコール類、バニラに含まれるバニリンのようなアルデヒド類、チョウジに含まれるオイゲノールのようなフェノール類、ラベンダーやベルガモットに含まれる酢酸リナリルのようなエステル類、ローズに含まれるダマセノンのようなケトン類など多くの有機化合物を含みます。

植物自体にとっての精油は、虫や小鳥を近づける誘引効果や、逆に虫や小鳥、カビを避ける忌避効果、他の植物に生存競争で勝つ為の成分などとして働いていると考えられています。

では、精油の抽出法はいかなるものなのでしょうか?化粧品で使用される「植物エキス」とはどう違うのでしょうか?

精油の精製方には、水蒸気抽出法、圧搾法、油脂吸着法、溶媒抽出法があります。

水蒸気抽出法は、高温の水蒸気を利用して原料の植物から精油を抽出する方法で、副産物として、フォローラルウォーターを得られます。安価で簡単であるために、よく使われますが、熱と水にさらされることで本来の香りや成分が失われるため、植物種によっては適さない場合もあります。

圧搾法は、柑橘系の果皮から精油を抽出する場合に多く使われます。熱による変質を受けないので自然のままの香気を保ちます。ただ、不純物の混入もあり、他の精油よりも劣化が早いです。

油脂吸着法は、牛脂や豚脂に香気成分を吸着させ、更に脂肪からエチルアルコールなどで香りを取り出します。ジャスミンやオレンジフラワーなどの微妙な花の香りを採取するのに適しています。ただ、非常に手間がかかるために現在はあまり活用されていません。

溶媒抽出法は、石油エーテルやベンゼン、ヘキサンなどの溶剤を使い芳香成分を抽出します。この場合、天然ワックスも抽出されるために、更にエチルアルコールで芳香成分を再抽出します。得られた成分を特にアブソリュートといい、溶剤がわずかに残る可能性があります。ローズやジャスミンなどの微妙な花の香りを採取するのに適しています。

この溶媒抽出法が最も「化粧品で使用される植物エキス」の製造法に近いですが、現在、化粧品で使用される植物エキス」の殆ど全ては石油エーテルやベンゼン、ヘキサンなどの溶剤を使を使用しません。理由は、アロマテラピーに於て、アブソリュートとして区別されることと同様、溶剤がわずかに残る可能性があるからです。

他にも香の世界は、「錬り香」、「茶香炉」、「ポプリオイル」など多く広がります。余談ですが、最近流行りの茶香炉は、1997年に愛知は発祥と聞きました。かなり最近なのですね。

この数年、化粧品のテーマは「癒し」だそうです。「癒し」、「ワンランク上の生活感」には、やはり香は必須でしょう。
香の世界もこれからが本番なのかもしれませんね。


パッチテスト

化粧品や、アロマで精油を使用される方の中に馴染みのなる言葉かもしれませんね。 今回は、そのパッチテストのお話です。

パッチテストと言っても、本来、肌トラブルが生じた方が医者に行ってやってもらうモノなのですが、実際に、何かにかぶれたからといってパッチテストを体験した方は少ないでしょう
その理由は、2つ。
1:医者自身が邪魔臭いから
2:患者自身も邪魔臭がる
です。

医者、特に若い医者がパッチテストを嫌がる理由は、
1:時間がかかる
2:患者が何回も来診する必要がある
3:テスト材料が入手しにくい
4:合併症の危険性
5:保険の点数が低いわりに、材料費がかさむ
などがあります。

しかしながら、パッチテストを行っている医師からは、若い皮膚科の医師にもっとパッチテストを行うように奨めている方々もいます。その理由は、
1:湿疹、皮膚炎や薬疹の患者が圧倒的に多い
2:接触皮膚炎の原因を明らかにすることで、根治療法が可能な疾患がある
3:パッチテストは、接触皮膚炎の原因を証明できる唯一の科学的な方法
などを上げています。

実際の例を上げても、
1:アトピー皮膚炎にも接触皮膚炎の合併症が多い
2:白斑や色素沈着の原因として、接触皮膚炎が存在する
3:皮膚疾患の増悪因子として、外傷剤の接触皮膚炎がある
4:皮膚炎の原因の1つに、化粧品などの接触皮膚炎を治療せずにステロイド外用剤を長期使用しながら化粧も続けてしまう例がある
などを上げています。

やはり、パッチテストはコトが起こった時にはやってみた方がいいのでしょうね。でも、実際にどんなパッチテストがあるのでしょうか?

医者の行うパッチテストの種類としては、オープンパッチテストや20分パッチテストなどのように、30分から40分で終了するモノもあります。
しかしながら、基本的なパッチテストは、
1:塗布時間は48時間。その間、絆創膏のようなものをその部位に貼る。
2:貼る部位は、外見上正常な肌。前腕部に限らず、背中で行う場合も多い。
3:判定は、48時間モノを貼った後、剥して、洗い、その後、1時間後に1回目の判定。更に、塗布後、72時間後、96時間後、(できれば)1週間後に判定をする。
4:化粧品の場合、1%に希釈して行う。

これが基本です。どうです?邪魔臭いでしょう(笑)
更に、患者が気を付ける(理解しておかねければなからい)ことは、
1:2回目の判定(塗布後72時間)までは、入浴は厳禁
2:テストを受ける7日前から日焼けはさける
3:化粧品は小分けせずに容器のまま持参する
などがあります。
患者も邪魔臭がる理由が解ります(苦笑)

しかも、判定で、接触皮膚炎があるにも関わらずパッチテストで陰性になる場合もあります。原因として、
1:テスト物質の濃度が低すぎる(1%以下だったり、いい加減な希釈)
2:判定時間が早すぎる(30分でのチェックもあるが、基本は48時間塗布後、塗布後49時間、72時間目の2回は必須!)
などがあります。

また、逆に、接触アレルギーではないのに、陽性の結果がでる場合もあります。
例えば、
1:基剤にかぶれる(希釈する軟膏や水にかぶれる。水で反応してしまう方は意外に多いです。)
2:テープ(絆創膏)にかぶれる。
3:痒いので掻いてしまった
などがあります。

こういった問題点も多いですが、やはり、日頃かぶれる体質の方はパッチテストを行い、何にかぶれやすいのか知っておくといいでしょうね。
必要以上に、パラベン嫌う必要はないかもしれませんし、使用感の悪い石けん系シャンプーに拘らなくてもいいかもしれませんしね。折角、化粧品は全成分表示なったのですから、活用しなくてはね♪


踵が硬くなる理由

踵や肘、膝などが硬くて分厚い皮膚(角質層)に覆われてしまっている!なんてことないでしょうか?今回は、どうしてそうなっているのか?って、話です。

基本的に、皮膚(角質層)は皮膚細胞が層状に並んで形成されています。その層は、毎日1層ずつ作られ、徐々に上に上がってやがて剥離します。その薄利した部分を「垢」と呼びます。
角質層を形成する層は30層くらいの厚さだと言われています。毎日、1層ずつできて、1層ずつ壊れる。これを、ご存知のように「肌周期」と呼びます。
健康な方の肌で、約1ヶ月で全部入れ替わることになります。

だたし、これは10代から20代のお話。50歳くらいになると、肌周期は100日かかるようになるという話もあります。新しい肌が生みだされる時間が長くなるのも原因ですが、一番の原因は、「古い肌が垢として剥がれ落ちない」ことにあります。

今回のお話の肘、膝、踵の分厚い皮膚も同じです。「古い肌が垢として剥がれ落ちない」のです。つまり、通常は30枚程度の皮膚膜が50枚にも100枚にもなっているのです。

では、どうしてそんなことが起きるのでしょうか?それを回答する前に、「どうやって、垢として剥離するか?」をご説明する必要があります。

角質層は、表皮細胞の上に30層ほどなると先に説明しました。つまり、角質層は、死んだ表皮細胞の層なのです。この層と層の間には様々な物質があります。有名なところでは、細胞間脂質としって保湿や肌バリア機能を持つ成分が存在しています。
その他にも「デスモソーム」という酵素が存在するのです。

このデスモソームは、角質層を分解する酵素です。デスモソームは、角質層の下の方もに存在します。しかし、表面近くになってからしか働かない仕組みになっているのです。その理由はpHです。

角質層の一番下のpH7程度です(中性)。それが、表面に近くなるに従ってpH4.5(弱酸性)になります。このpH4.5が、デスモソームが働きやすいpHなのです。

角質層の間に存在するデスモソームは、表面にまで押し上げられpH4.5で角質層の分解をはじめます。結果、角質層は上がれ落ちて垢となります。

これが、健康な肌の話。では、肘、膝、踵の分厚い皮膚ではどうなっているのでしょうか?

肘、膝、踵の分厚い皮膚では、やはり表面のpHは4.5程度です。角質層の間にもデスモソームが存在します。しかし、デスモソームは働かないのです。結果、分解されずにどんどん角質層は厚くなります。

では、なぜ、デスモソームは働かないのか?
答えは、水分が少なすぎるからです
酵素が働くには3つの条件が必要です。「最適な温度」、「最適なpH」そして「」です。水不足になっている肘、膝、踵の分厚い皮膚では、デスモソームが働かないのです。

そこで、改善策として、化粧水が役にたつのです。ただし、ヒアルロン酸などではなく、尿素が有効です。同じ保湿でも、尿素が代謝改善の働きがあると言われるのは、こういったとことで働くからです。

ヒアルロン酸は分子量が大きいので肌の中には入れません。結果、肌(角質層)の表面に水を保持します。
一方、分量の小さい尿素は、肌(角質層)の内部に潜入して、そこで水を抱えます。 結果として、デスモソームが働きやすい環境を作ってくれるのです。

保湿、保湿といっても、働く場所が違えば、効果も違うのですよね。


消費税法の改正

消費税法の改正に伴い、2004年4月より商品やサービスの価格を表示する際に総額表示が義務づけられます。

総額表示とは、消費税を含む金額表示のことです。つまり、いままで「100円」と表示されて実際には105円払っていた状態から、表示上「100円」は買うときの支払いも100円となるのです。いや、実際には消費税込みの価格表示になるので、表示上「105円」と書かれてしまう訳ですかな。
この総額表示、実は日本は国際的に随分遅れているのです。そこで、今回の消費税法改正は国際性に合わせたことになるのです。
例えば、国際的は以下のような状態なのです。

国名フランスドイツイギリスフィンランドデンマークスウェーデンオーストラリア
全成分表示にした年1968196819731964196719691973
税率19.6%16%17.5%22%25%25%20%


と、いった状態です。国際的は1970年前後に既に総額表示になっていたのですね。しかし、日本の税率は5%だからかなり低いのですよね〜。

この総額表示は、メーカー希望小売価格は、小売店が消費者に対して行う表示ではないので、総額表示の対象ではありません。

しかし、実際に、その価格で販売される可能性があるので、メーカー希望小売価格を「税込価格」に変更することも1つの方法ではないでしょうか。と、国がQ&Aで示しています。

メーカー希望小売価格とは、化粧品メーカーが商品に用いている本体価格を暗示する記号(C3000など)のことです。これは、消費者に対する価格表示ではないので、総額表示の対象とならないというのです。しかし、「パンフレット等の表示は、「直接消費者に販売しない化粧品メーカー」の場合は、総額表示の対象とならないが、「直接消費者に販売する化粧品メーカー」の場合、総額表示の対象となる。」と、しています。

2004年4月に実施されるこの改革。小売店表示変更で、大変なのは印刷メーカー。それと、レジ機を扱うプログラムメーカーでしょう。結構大事になると思うのですが・・・。一般の方はあまり知られていないような気がするのはわたしだけでしょうか?


最近のシャンプーの内臓

一昔前のシャンプーと違い、最近のシャンプーは「水に活性剤と防腐剤を加えただけ」の単純なモノではなくなっています。今回は、最近のシャンプーについてお話しましょう。

その前にシャンプーの歴史をひも解きますと、1950年代はまだ石けんが主流でした。それが、1960年代になると「シャンプー」と名のつくモノが参上します。1960年代頃のシャンプーは、粉末状であったり、錬り状であったりという状態です。今の様な液体シャンプーの参上は1970年代に入ってからです。この頃のシャンプーの付加機能としは「抗フケ作用」がありました。そして、1970年代後半からシャンプーにコンディショニング効果が付加されます。そして、1980年代後半にはリンスインシャンプーが参上し、1990年代にはシャンプーは「シンプル派」と「スペシャル派」へと分離していくのです。

まぁ、歴史はこの辺においておきましょうか。
では、現在のシャンプーの構成です。

成分配合目的配合%
界面活性剤洗浄効果・起泡性10〜20ラウレス硫酸Na・ココイルグルタミン酸TEA
増泡剤泡質・起泡性1〜5ミリスチルベタイン・デシルグルコシド
コンディショニング剤柔らかさ・櫛通り0.1〜1ポリクオタニウム-○・ジメチコン・カチオン界面活性剤・タンパク加水分解物
パール化剤外観調整0〜5ジステアリン酸グリコール
キレート剤きしみ防止・硬水での性能向上0.2〜2EDTA・クエン酸
防腐剤防腐0.3〜10メチルパラベン・安息香酸Na


勿論、「例」に上げた成分はほんの一例です。
界面活性剤の濃度は意外に低かったと印象を受ける方もいるかもしれませし、逆にこんなに入ってたの?と驚かれた方もおられるかもしれませんね。おおよそ6〜7割が水で、残り2〜3割は界面活性剤、最後の1割にいろんな仕掛けがあるのです。
最近のシャンプーは見た目の良さの為にパール状にしている場合がありますが、それはジステアリン酸グリコールが使われている場合が多いように思います。
また、キレート剤、防腐剤は必須で入っていますので、これがアレルゲンになる方も多いようです。勿論、健康な一般の方にはアレルギー性はない成分なのですけどね。

ちょっとここで、シャンプーに於けるコンディショニングの秘密(作用機構)をご紹介しましょうか。

シャンプーには、高分子としてポリクオタニウム-10などが配合されています。この高分子は、界面活性剤が多い場合(つまりシャンプー中)は、溶解しています。しかし、一度水が沢山入り、界面活性剤の濃度が下がる(すすぎの時など)と、不溶性になり水から分離して髪に吸着します。そうすることで、しなやかな髪質や傷んだキューティクルの保護などの働きを示します。
如何でしたでしょうか?


最近のリンスの内臓

では、今回はリンスのお話です。では、まず、歴史をひも解いてみまようか。

リンスの誕生は1960年代半ばです。この頃、既に直鎖型アルキルの4級アンモニウム塩が使われていました。これは、現在のリンスでも一般的に使われていますので、シャンプーと違い、基本スタイルは1960年代半ばには完成した状態で生まれたことになります。それから20年は大きな変化はなく、1980年代半ば分岐型アルキルの4級アンモニウム塩が使われだした程度です(程度といっても、これが画期的に効果があったのですが)。つまり、リンスは昔からあんまり変化していなのです。

変化した点は、髪への吸着の度合いで「リンス」、「コンディショナー」、「トリートメント」、「ヘアパック」などと複数の呼び名を持ったことでしょうか。

では、リンスの成分を見てみましょう。

成分配合目的配合%
カチオン界面活性剤髪に吸着し、柔軟化、帯電防止作用を持つ0.3〜5ステアリルトリモニウムクロリド
乳化剤乳化・安定0〜2親油型モノステアリン酸グリセリン
コンディショニング剤柔らかさ・櫛通り0.5〜10ポリクオタニウム-○・ジメチコン・ステアリルアルコール・タンパク加水分解物
増粘剤粘度調整0〜1.5ヒドロキシエチルセルロース
キレート剤きしみ防止・硬水での性能向上0〜1EDTA・クエン酸
防腐剤防腐0.3〜1メチルパラベン・安息香酸Na


シャンプーと違い、80〜90%以上が水で出来ているのが1つの特徴です。
他に、シャンプーとの大きな違いは、カチオン界面活性剤を使っている点ですね。カチオン界面活性剤は、毛髪に吸着して、キューティクルの跳ね上がりや損傷を抑えます。

ここで豆知識です。
リンスには、髪をツルツルにする作用と、損傷を修復する作用がありますよね。これは、全く異った成分が働いているのです。
髪をツルツルにするには、キューティクルの表面に付着する必要があります。キューティクルは「疎水性」なので、疎水性の成分はよく引っ付くのです。具体的には、ジメチコンやステアリルアルコールなどでしょうか。
一方、損傷部はキューティクルが剥がれた部分を指します。この部分は、疎水性ではなく親水性になっています。そこで、こういった部分には親水性の成分が良く付くのです。具体的には、タンパク加水分解物などです。

リンスのCMで、「髪の痛んだ部分に・・・」と、ありますが、それは大方本当のことで、健康な部分と傷んだ部分では、疎水性、親水性の差があり、引っ付くものが違うのです。この成分を上手く使い分けて、「リンス」、「コンディショナー」、「トリートメント」、「ヘアパック」と分類されているのですね。

因に、カチオン界面活性剤は、傷んだ部分に吸着するだけでなく、そこに(親水性の部分には本来は引っ付かない)疎水性のオイルを引付ける働きをしてくれています。

また、カチオン界面活性剤には抗菌性もあり、リンスそのものの抗菌性を保持する働きもあり、訪問販売の出す一部のリンスがパラベンフリーであるのはそのためです。


抗フケ用シャンプー

シャンプーの仕事の1つに「頭皮の清浄化」というものがあります。簡単に言うと、「頭皮をきれいにする」ということなのです。具体的には、フケや脂質などを除くのですが、これはあくまで「掃除」としての働きで、直接、フケの痒みを抑えるわけではありません。

ニキビもフケも同様なのですが、発生の原因の1つに「」の存在があります。ですから、「抗ニキビ用洗顔料」とか、「抗フケ用シャンプー」などは、洗浄能力以外に「殺菌能力」を持たせる必要があるのです。

では、具体的に、フケに効く成分とはどんなものでしょうか?粧技誌に投稿のあった吉政等のデータを参考にしますと、以下のグラフのようになります。

成分濃度(%)阻害率
メチルパラベン1.0%2
プロピルパラベン1.0%0
レゾルシン1.0%0
安息香酸1.0%15
ジンクピリチオン1.0%3
ヒノキチオール1.0%55


使用した菌はフケの発生に大きく関与していると言われるM.furfurという皮膚常在菌です。フケを発生させる菌は、特別に発生した菌ではなく、通常の人の頭に常在している菌なのです。

防腐剤として添加されているパラベン類(メチルパラベン、プロピルパラベン)やレゾルシンは案外フケ菌には効かないのですね。防腐剤と言っても、何の菌にも有効という訳ではないのです。

フケ用のシャンプー剤の有効成分として有名なのはジンクピリチオンでしょうか?その阻害率が3であるのに対して、安息香酸ヒノキチオールの有効性は非常に高いのは一目です。しかし、安息香酸は高濃度では皮膚トラブルの可能性のある成分ですし、ヒノキチオールも皮膚トラブルや匂いの問題がある成分ですので、実際に、1.0% の濃度で添加できるかは不明です。

薬用シャンプーの有効成分としてグリチルリチン酸2Kなどが有名ですが、その有効性は消炎、抗炎症です。フケなどにより起こった炎症からくる痒みを抑えてはくれますが、菌を殺す働きは持っていません
フケには化粧品のシャンプーではなく、薬用シャンプーが有効ですが、何を有効成分にしているのもちゃんと見なくてはいけないのですね。


アロマテラピー検定

今日は、日本アロマテラピー検定に行ってきました。日本で一番大きいアロマテラピーの民間団体で、今日、わたしが受けたのは、その2級と、1級試験です。

試験会場には200人位の人がいました。その規模の会場が大阪に少なくとも3つはあったようです。
受験者の9割5部は女性でした。年齢層は大学生から30代位の女性まで幅広かったです。一見、男性からしたら美味しいように思えますが、実際にはこんだけ女性ばかりだと、男側は委縮してしまいます(汗)
それに、男性の方は、その女性の旦那さんらしき人か、わたしのような業界人の二派でした。大学生位の若い男性は、(一見)いませんでした。

この試験を受けるに当たって、わたしは、

アロマテラピー検定テキスト1級
(発行所 日本アロマテラピー協会)  3000円
アロマテラピー検定テキスト2級
(発行所 日本アロマテラピー協会)  2500円
アロマテラピー検定試験合格の為の問題集
(発行所 双葉社)          2350円
アロマテラピー検定精油セット1級
(日本アロマテラピー協会)      3000円
アロマテラピー検定精油セット2級
(日本アロマテラピー協会)      2000円
1級検定料               6000円
2級検定料               6000円

と、合計で約25000円程つぎ込んでいます。こんだけつぎ込んだら落ちる訳にはいきません。9月からちょこちょこと勉強を重ねてきました。と、言っても、会社に行くまでの電車の中で問題本をやって、家では、家族が寝てから精油を嗅いでみたりと・・・マジ、受験生生活です(苦笑)

当日の試験は、思いの外簡単でした。ネットの仲間から「ちゃんと勉強していたら、そうそう落ちないよ。」と、情報をもらっていたのですが、だからこそ、落ちたら最悪です(汗)

試験は、マークシート形式で、精油の匂いを実際に嗅いで精油の名を当てる問題も含めて40〜50問程度です。大学の試験と違って、「落とすことが目的」ではないので、「きちんと勉強していれば受かる」と言う助言は正解でした。

精油の匂いは、20種類程度を嗅ぎ分けるのですが、出題されるのは2種類程度。でも何が出るかは解らないので、大変です!
情報によると、精油は透明の瓶に入って渡されるので、精油の色もヒントだよ!と、言われていたので、しっかり色を覚えて言ったら、実際には遮光瓶で渡されて、色なんかわからない(笑)まぁ、いいんだけどね。

筆記試験は80分前後あるのですが、40分程したら1/3の人は終了して退室してしまいます。わたしも、15分程で試験を終了して、残り時間は見直しをしていました。しかし、これがまずかった(汗)。見直したばかりに、折角正解だった回答を間違った回答にしてしまった(皆さんありません???)。

合否の判定は12月中旬なので、今は解らないです(だから、気楽にカキコしています)。
皆さんも、ぜひ、やってみては如何でしょうか?社会人になって、受験生のような体験は久々で、新鮮な気分でしたよ(笑)


お客様相談室の現状

近畿化粧品工業会消費者連絡委員会というところがあって、そこが、平成15年11月に「お客様相談室窓口」に関してのアンケート調査報告を上げていますので、今回はそこからご紹介致しましょう。

まず、近畿化粧品工業会という近畿で一番大きな化粧品の組織に参加している会社からアンケートを行っています。その数、314社。その内、アンケートに回答をしてくれた会社は約50%程度だったようです。

まずは、回答をくれた近畿の化粧品会社の規模は以下の通りです。

規模 %
301名以上 14.6%
101〜300名 22.8%
21〜100名 28.5%
20名以下 34.2%


と、なっています。100社に満たない中小企業の化粧品会社が6割以上を占めていることがわかります。これは、平成11年12月の調査結果とも差がなかったそうです。
化粧品といえば、大きな会社をイメージしますが、実は結構小さい会社がめじろ押しなのです。

続いて、販売方法は以下の通りです。

一般品 27.3%
制度品 5.9%
訪問販売 9.2%
通信販売 10.5%
OEM 29.0%
その他 18.1%


と、なっています。OEMとは、自社では販売を行わず、他社の商品を製造して、化粧品会社に卸している会社です。資生堂とかポーラやノエビアも自分の会社で全ての商品を作っている訳ではなくて、こういったOEMに作らせている商品もあるのです。
OEMが意外に多くなっているのが解ります。また、通販と訪販は同じくらいあるのですね。

次は、今回の本題のお客様相談室の話です。
まずは、どのくらいの会社がお客様相談窓口を設置しているのでしょうか?

設置している 54.4%
設置検討中 14.6%
設置していない 31.0%


と、なっています。
半数程度の会社が、お客様相談窓口を設けているのですね。しかし、窓口の必要性を認識していない会社も3割もあるのです。

では、お客様相談窓口はどういった部署に所属しているのでしょうか?

担当役員職 %
社長 19.6%
役員(取締役) 31.6%
その他 17.7%
なし 1.3%
無回答 29.7%


と、なっています。社長や役員が調節の担当役員職である場合が、5割も占めています。つまり、半数くらいの会社では、お客様相談室窓口にきた苦情は社長や役員の耳に入っているのですね。
また、「その他」の内訳としては、営業部や研究部以外にも総務部や企画部など様々でした。

次に気になるトコですが・・・。受け付けた電話の内容を録音しているのか?と、いう点は以下のようになっています。

録音している 4.4%
必要時のみ 19.0%
録音していない 67.1%
無回答 9.5%


と、なっています。1/4の確立で録音されている場合があるのです。
何らかの証拠の為や今後の対策の為に録音されているのでしょうが・・・。この窓口にかかってくる電話の多くは「怒っておられる」場合が多いです(勿論、単純に質問の場合も多いですが)。そんな時、「自分の声が録音されているかもしれない!」と、思って、少しだけ心を落ち着かせて会話した方が無難なようですね。

では、会社が休日である場合、お客様相談室の対応はどうなっているのでしょうか?

一切対応せず 37.3%
留守番電話 28.5%
土曜のみ対応 6.3%
休日も対応 2.5%
その他 13.9%
無回答 11.4%


と、なっています。休みの日にかけても回答は即時に貰えない場合が6割以上です。やはり、業務の一環としての仕事としての意識が強いのでしょう。
「その他」の内訳では、「携帯電話」や「誤飲、誤食時の中毒センターなどの番号が流れるな」どがありました。

最近はパソコンも普及しています。ちょっとした質問などは、メールでやりたと思いませんか?そこで、Emailの相談対応をみてみますと、

メールあり 46.2%
検討中 13.3%
なし 37.3%
無回答 3.2%


と、なっています。実際にまだメールでの対応がないところが、5割もあるのですね。
これだけ、携帯などもでメールは普及しているのですから、もっと増えて欲しいと思うのはわたしだけでしょうか?

如何でしたでしょうか?近畿のお客様相談窓口の現状でした。


最近の化粧水の内臓

昔は、化粧水と言えば水溶性のモノばかりで出来ていることが常識でした。油剤と水溶性の成分を混合したモノは乳液と呼ばれていたのです。

しかし、ここ数年で、化粧水も水分と変化をしています。今まで、化粧水に添加されることのなかった油剤系エモリエントという名の元に添加されているのが通常になりつつあります。

また、保湿剤以外にも、肌を引き締める収れん剤、pHのバランスを保つ緩衝剤、とろみやコクを出す増粘剤、先に上げた油剤を溶かし込む可溶化剤(乳化剤と言わないところが乳液と違うところでしょうか?)、などがあります。

では、具体的に、成分を上げて表示してみましょう。

成分代表的な原料
アルコールエタノール、イソプロパノール
保湿剤グリセリンBG、PG
ソルビトール、ヒアルロン酸Na
PCA-Na、加水分解シルク末
エモリエントエステル油、植物油
可溶化剤POE硬化ヒマシ油、POEソルビタン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル
収れん剤タンニン酸
緩衝剤クエン酸/クエン酸Na
増粘剤カルボマー、キサンタンガム、クインスシード
ペクチン、○○セルロース
防腐剤メチルパラベン
消炎剤グリチルリチン酸2K
酸化防止剤トコフェロール


と、なっています。

BGやグリセリンは保湿剤として添加されていますが、同時に、可溶化剤の働きを補助する働きも持ちます。
手作り化粧水などでよく使われるキサンタンガムヒアルロン酸Naも同じような性質に思われがちですが、主たる働きは別なのです。
酸化防止剤としては、BHT、BHAなどもありますが、皮膚トラブルなどの問題上、あまりお薦め出来ない成分です。

POE硬化ヒマシ油は最近流行りなのでしょうかね?多くの化粧水に添加さてているように思います。こういった類いは、油剤を溶かす以外に、香料を溶かす為に添加されている場合が多いです。
医薬部外品の化粧水の有効成分は、ビタミンC以外では、グリチルリチン酸2Kを有効成分にしている場合が多いです。

さぁ、あなたの愛用している化粧水も全成分表示を確認してみましょうね。


かゆみ抑制化粧品

乾燥肌の方やアトピー性皮膚炎の方の多くはかゆみに悩まされています。わたしの嫁も重度のアトピーでかゆみに悩まされ、夜、寝ることが出来なかった時期が合ったと聞いています。

かゆみとは、一体どうして感じるのでしょうか?そんな単純な疑問を持ったことはないでしょうか?
現在、かゆみは、かゆみを感じる神経系が存在するとのや、痛み(刺激)を感じる神経の軽いものであるというなどがあり、実際のところよく解っていないとういのが現状です。

かゆみを軽減させる化粧品は多く出ています。医薬部外品である場合も多いです。しかし、その多くは、保湿や肌質改善をもってかゆみを改善するタイプです。
一方、医薬品は、直接アトピーに関与させ、かゆみを抑えるタイプのモノが多いようです。ステロイドやプロトピックがそうですね。

医薬品は確かに効果が高いです。しかし、その反面、リバウンドや副作用があることも周知でしょう。
本来、医薬品は、病気や症状が治ったら使わないという理由から、副作用があっても効果を狙ったモノになっています。その反面、化粧品は、毎日使うからという理由で副作用のあるものは認められていません。
周知の通り、アトピーは一生モノである場合があります。そういった方は、一生、ステロイドやプロトピックのお世話になる訳です。副作用のあるものを、毎日使う・・・。本来の医薬品の意味からすると脱していると思うのです。

少しでも、化粧品で良い肌状態を維持できるなら、薬の量を減らすことが出来るのではないでしょうか?

わたしは、そういった意味で、化粧品を作って行きたいと思っています。

化粧品や医薬部外品は、肌荒れ防止が目的で配合されている成分と、刺激防止(抗炎症)作用として配合されているモノが存在するのです。ここに、参考までに少し例を上げましょう。

<<<<保湿、肌保護作用、肌あれ改善作用が期待出来る原料>>>>
ベタイン、ヒアルロン酸Na:単純保湿
尿素:肌の角質中に水分を保持して、肌質改善作用をする保湿剤
セラミド:肌の中で、油と水を抱えるスポンジのような働きをする。
リノール酸、リノレン酸:アトピー肌への体質改善効果がある。


<<<<刺激防止、抗炎症、抗アレルギー作用が期待出来る原料>>>>
グリチルレチン酸誘導体、グリチルリチン酸誘導体:医薬部外品の有効成分にもなる消炎剤
シソ抽出液:消炎効果が高く、民間療法にも使われた例が多い。
白樺抽出液:古くから民間療法で使用されてきた。抗菌性もある。


これらの成分は、入っている事が重要なのではなく、その濃度が十分であるかが重要です。謳いばかりの化粧品に踊られないように、気を付けましょうね。


アンチエイジング化粧品

美白化粧品に続き、現在では、抗シワやアンチエイジングの働きを持つ化粧品が着目されています。美白の有効成分は、ビタミンCやアルブチンなどが有名ですね。
抗シワやアンチエイジングの働きを持つ原料としては、レチノールが有名です。

レチノールは、最近のエステ用の美容液やエッセンスなどにも添加されていますので、名前位はお聞きになった事があるかもしれません。レチノールは別名ビタミンAと呼ばれます。その効果は高いのですが、副作用も高い原料です。ですから、使用上限が設けられています。
基礎化粧品でも洗顔などの洗浄用化粧品でも100gあたり25000国際単位(IU)以上の使用を認めていませんでした(規制緩和前)。

いきなり「国際単位(以下、IU)」と表現されても良く解りませんね。1国際単位は、ビタミンA 0.3μgに相当します。つまり、25000IUとは、製品100g中に、ビタミンAが7.5mg配合されているということです。因に、美白に使われるビタミンCの濃度は、数%(つまり、100g中に数gビタミンCが配合されている)なので、如何に低い濃度で効果があるかお分かりでしょう。

しかしながら、ビタミンAは、肝臓などに負担がかかる副作用を持っています。そこで、少しでも副作用の低い構造のビタミンA誘導体が開発されてきました。
規制緩和前では、日本の化粧品は、ビタミンAではなく、ビタミンA油というビタミンA誘導体を使用していたのです。

しかし、副作用が低い反面、効果が極端に低くなるのがビタミンAの特徴でもあります。例えば、同じビタミンAの中でも、「全トランス型」というものと「11,13-ジシズ(ネオc)型」というものがあります。これは、同じビタミンAなのですが、その立体構造が異るのです。その立体構造の差で、「全トランス型」の相対生物効果値(生物に対しての有効性)を100%とすると、「11,13-ジシズ(ネオc)型」は、15%にしかならないとされています。まして、ビタミンA誘導体のビタミンA油など、「全トランス型」のビタミンAに比較して、相対生物効果値は1%以下とも言われます。

逆に言えば、それだけビタミンAの副作用も大きいのです。

規制緩和後、化粧品に何を添加するか、どんな濃度で添加しるかは、製造メーカーの責任下に置かれました。つまり、ビタミンA油を使用しなくても、ビタミンAを使用してもいいですし、濃度も25000IUにこだわることもないのです。
しかし、使用者にトラブルが生じる可能性も高くなることを知っておかなくては生けません。

尿素なども使用上限がありました。しかし、それは、塗りきりの基礎化粧品での話で、洗い流すタイプではそうではありません。しかし、ビタミンA油ですら、塗りきりの基礎化粧品でも、洗い流しの洗浄用化粧品でも、配合上限は100g当たり25000IUだったのです

わたしは、規制緩和といえでも、この25000IUを大きく無視はしてはいけないと思っています。


忘年会ネタ

最近、化粧品原料で、酒由来物というか酒に関する原料が増えています。例えば、コメヌカとか、コメコウジとかから由来する原料です。

まぁ、それは、さておき、今回は、お酒に関してのお話です。ちょっと、化粧品の話とは異なりますが、ソーズンものってことで・・・(汗)。

皆さんや皆さんの周りの方は、どのくらいお酒を嗜まれるのでしょうか?
WHOは適正飲酒量を「その個人にとって、医学的に安全な量を責任のある方法で飲む」と定義付けし、毎日純アルコール150mL常用する人を多量飲酒者としています。
これは、日本酒で7合、ビール大瓶7本、ウイスキーダブルで約6杯に当ります。

また、「適量」とは、二日酔い等の悪酔いを翌日に残さない量で、適量の1日2合を飲んだ場合、7,8時間でアルコールは体内から消失します。つまり、朝6時に起床しなければならない人は、夜10時には、飲み会をお開きにしなうてはいけない計算になります。

日本人の許容限度は4合程度とみられていますが、「21世紀における国民健康づくり運動」は、節度ある飲酒として、1日平均純アルコールで20g(清酒1合、ビール中瓶1本)程度である旨を普及すること、としています。以下に、面白い計算式があったので、ご紹介します。

好きなn時間だけほろ酔いを持続するための酒の量(mL)

1000 x 体重(kg)         15 x 体重(kg) 
----------------------- + ---------------- x (n-1)
エタノール度数(%) x 12    エタノール度数(kg)


二日酔いしないための飲酒量(mL)

15 x 体重(kg) x 飲み始めてから翌朝までの時間(h)
----------------------------------------------
   エタノール度数(%) x 0.8

だ、そうです。(笑)
酒は百薬の長です。楽しく美味しく嗜みましょう♪


化粧品原料の品質と価格

今回は化粧品原料の品質と価格を作る話をしてみましょうか。
手作り化粧品を作っておられる方の一部から、「大手の化粧品メーカーの商品が高いとか、手作りなら安く作れるとか・・・」そんな話を聞きます。しかし、実際はそんなことでもないのです。

例えば、グリセリン。日局グリセリンとして、薬局でも入手可能な原料です。このグリセリン1つに於ても、化粧品メーカーはこだわりをみせます。

グリセリンと一言でいっても、ウシ(動物)由来のモノとヤシ(植物)由来のモノとがあります。値段的には、動物由来の方が安く、植物由来のグリセリンは動物由来の倍以上の値がします。

グリセリンは化粧品以外にも、衣類の洗濯洗剤や医薬品、はたまた機械工場、食品メーカーなどでも使われる幅広い原料です。精製されたグリセリンが、合成だろうが、動物由来だろうが、植物由来だろうが、化学的には違いはありません
しかしながら、狂牛病以来、化粧品メーカーの使用するグリセリンは殆どがヤシ(植物)由来のものを使用します。コストの面を考えると、動物由来の方が安いのですが、きちんとした化粧品メーカーで動物由来のグリセリンが使用されることはまずありません。
イメージを大切にする業界であることも1つの理由ですが、顧客へ安全な商品を提供したいという思いはかなり強いのです。

他にも、エタノールも同じです。合成法のエタノールよりも、発酵法のエタノールが使われるのが通常となっています。それは、化粧品に直接添加されるエタノール以外でも、○○エキスに含まれるエタノールや、(一般にはあまり知られていないことですが)界面活性剤の原料に微量に添加されているエタノールへの気を配っています。

合成=悪とは、必ずしもとらえてはいませんが、より安全な原料があるなら、価格は二の次というのが常識です

石けんに使われる脂肪酸も、ウシ(動物)由来からヤシ(植物)由来に変わってきています。全成分表示でも、「ココイル」とつけば、ヤシ(植物)由来の脂肪酸のことです。動物由来の場合は、それが分かる名称になっているか「タロウ」などという名がついています。勿論、価格も植物由来の方が高額です。

500mLのシャンプーを500円程度で販売している場合がありますが、それは、資生堂や花王、ライオンなどの大手企業が何トンという量で作るから出来る技です。いわば力技です。同じ原料を数十キロとか、数キロで購入すると、価格は割引がないので倍以上高くなります。一般の方が、資生堂のシャンプーと同じ原料を購入いして同じボトルを購入すると、印刷がない状態でも1000円近くするでしょうね。大量生産=安価なのですね。

逆に言えば、大量生産出来ない原料は大手メーカーは使いづらいのです。
そういった原料はえてして、効果が高い原料だったりします。それらの原料は小口の訪問販売などが入手して使用します。ですから、訪問販売の化粧品はだてに高い訳ではなく、原料費自体がかなり高額の商品を使っているのです。

日本の化粧品メーカーを批判することで商品を売っているサイトが多く見受けられます。そんな方の多くは、ラウリル硫酸Naラウレス硫酸Naとの区別もつかない素人で、いつまでもシャンプーにはラウリル硫酸Naが主原料として使われていると過去の文献にしがみついて話をしているのが殆どです。

もっと、ちゃんと、日本の化粧品メーカーを見て欲しいです。
日本の化粧品メーカーは、世界レベルではトップです。それが故に、世界をリードするように動いてもいるのです。


頭皮と髪の基本的な話

今回は頭皮と髪の基本的な話をしましょう。
皆さんは、洗髪はどのくらいいのペースでやっておられるでしょうか?
昔に「朝シャン」なんてのが流行った時期がありましたが、今は殆どの方はやられていないようですね。
基本的に、1日1回のシャンプーをして下さい。

「毎日シャンプーをしたら、頭皮の脂がなくなって、いけないのでは?」
と、未だに思っておられる方も多いでしょうか?今の大手のシャンプーでは、「毎日洗って頂ける」ように脱脂力も考慮しています。

一昔前のシャンプーは、「ラウリル硫酸Na」という界面活性剤を使っていました。それまでの石けんシャンプーと違い、脱脂力が強かったこととコストが安かったことで直ぐに普及しました。しかし、脱脂力の強さゆえに、頭皮の乾燥を訴える方が多くでたことも事実です。
それ故に、「合成のシャンプーはダメ」と、いう話が生まれてしまったのです。

その反省を生かして、業界では、より安全性の高い、毎日、使ってもらえる活性剤として、「ラウレス硫酸Na」を誕生させます。
先の「ラウリル硫酸Na」と名前が非常に似ていますので、未だに混同されがちです。実際に、混同したまま、「合成のシャンプーは悪い!」と、行っているサイトも多いです。残念なことです。

しかしながら、人の生活も代わり、クーラーの普及やストレスの増加などで、10代、20代、30代と肌の脂の出方がことなってきたことを体感しておられる方も多いでしょう。そうしたときに、その年齢、体質の変化に合わせて、洗顔料や化粧水を変えてきたはずです。

頭皮も同じです。やはり、30代になると皮脂の分泌量も減ります。
そうなると、「ラウレス硫酸Na」でも脱脂力が強く感じてきてしまいます。
そういった時には「ココイルタウリンNa」や「ココイルグルタミン酸Na」などのアミノ酸系界面活性剤を主剤とするシャンプーを使ってみて下さい。
ラウレス硫酸N」は市販のシャンプーの7割以上に使用されている凡ようの界面活性剤です。多くの方が使用できる安全なものなのですが、やはり、体質や年齢にあわせて商品を選ぶのも大切ですね。

因みに、頭皮や他の部位の皮脂腺の量を示してみましょう。

部位皮脂腺の数/cm2
頭 144-192
額 52-79
頬 50-70
背 34-44
腋 5-20
手のひら 0
かかと 0


頭皮の皮脂は顔のTゾーンの2倍以上です。2日もTゾーンを洗わずに・・・なんて出来ますか?
頭皮が脂ギッシュになると、菌の繁殖や脂質の酸化などで頭皮に負担をかけることになります。
どすしても、毎日シャンプーをることに抵抗のある方は、熱めのシャワーだけで頭皮を洗うことだけでも随分と違いますよ。


毛髪とリンスの話

髪の太い人とか細い人、癖毛の人など様々いますが、いったいどういったことが原因なのでしょうか?

まずは、基本的な髪の構造です。
髪は外側から「キューティクル」、「コルテックス」、「メデュラ」か らなります。

「キューティクルは、知ってるけど、後のは何?」
と、いう方も多いでしょうね。
毛髪を、巻き寿司に例えるなら(変な例えですが)の構造に例えるなら、キューティクルは「海苔」、コルティクスは「シャリ」、メデュラは「」になるでしょうか。

髪の太さは「コルテックス」の量できまるります。「キューティクル」や「メデュラ」の厚さは変わらないのです。
コルテックスは髪の9割を占める繊維タンパクです。この部分にメラニンなどが入って髪が黒く見えるのです。

ドライヤーの熱で髪のツヤがなうなるのは、キューティクルが傷む以外に、メデュラの空洞化が原因になります。
メデュラが空洞化することで、乱反射がおこります。キューティクルがめくれることでも、乱反射が起こります。
乱反射とは、雪が白く見えるのと同じで、髪本来の美しい反射にノイズをいれたような作用になり、結果として髪の美しさが損なわれれるのです。

髪の固さはキューティクルの厚さに関係しています。
キューティクルは5−10枚程度のうろこ状の層になっています。
ブラッシングなどでキューティクルが剥がれると髪は柔らかくなってしまいます。
また、キューティクルが剥がれた部分は、水とのなじみがよく、シャワーなどで水浸しの状態に髪をすると、髪同士がひっついて絡みの原因になります。
ですから、キューティクルの剥がれた部分にシリコンなどの疎水性の成分を引っ付けることで、髪のさらさら感を復活させるのです。それが、リンスの仕事です。

まとめますと、 髪の太さはコルティクスの量です。
髪のツヤは、キューティクルとメデュラが綺麗であること。
髪が柔らかくなるのは、その太さよりもキューティクルが傷んだことが原因です。
また、すすぎの髪のもつれもキューティクルの傷みが原因です。

ですから、リンスは、キューティクルと同じような疎水性のシリコンで毛髪をコートし、傷んだキューティクルの代わりをさせているのです。


男と女の髪の話

今回は、男生と女性と髪の太さの話です。



グラフを見て下さい。縦軸は髪の太さ、横軸は年齢を示しています。
女性は40代半ばまで髪の太さはあまり変わりません。しかし、男性は20代前半から細くなっていきます。

これは、禿げに関係のある現象です。

大手化粧品メーカーの報告によりますと、男性型脱毛症の「髪が薄くなった」と見えるのは、実は、髪の太さが原因らしいです。1平方センチあたりの髪の数は「薄い」人とそうでない人に差はないそうです。
男性ホルモンの分泌に伴い、まず髪が細くなる。次に、本数が減るのです。

逆に、女性の場合、髪の太さは変わりませんが、本数が先に減るらしいです。
女性も40代後半になると髪が細くなって、コシもなくなります。頭皮の老化が原因の1つでもありますが、ホルモンバランスが最も大きい理由でしょう。

育毛剤は既に男性だけのものでも、髪の薄い人のものでもありません。
男女問わず、20代からのケアが40代の艶やかで豊かな髪を残せるのです。


白髪の話

髪の悩みの1つに白髪があります。白髪の原因は、毛根付近に有るメラニン色素をつくる細胞の働きが弱くなって(または、なくなって)メラニンが髪の中に入らなくなることが原因です。

白髪には「抜いたら黒い髪が生える」とか、「白髪の人は禿げない」などの噂が有ります。実際どうなのでしょうか?

抜いたら黒い髪が生える」と言う話につかては、嘘です。
1つの毛穴には1〜5本の髪が生えています。無理に引き抜くと、その部分が傷になって、化膿する場合があります。そうなると、まわりの髪も当然影響を受け、細くなったり、抜けたりします。無闇に髪を抜くのはやめましょう。
因に、脱毛の原因の1つに、「無意識で髪を引き抜く癖」があります。心理的なストレスが原因と言われますが、引き抜くだけでなく、それが原因で毛根周辺を傷つけ結果、薄毛になってしまいます。

続いて、「白髪の人は禿げない」も嘘です。
メラニンを作ることと、髪が生えることは連動していないようです。その証拠に、白髪を改善する育毛剤はありません。まぁ、たまにそう謳っている育毛剤もありますが、そら等は「染毛作用」を有しているだけです。つまり、毛染をしてるだけ。 実際、白髪の根本的な原因は、ネズミの実験で、数年前に分かったところです。人では、資生堂さんあたりが頑張ってそうですが、詳しいデータの公表はまだないですね。

ついでに、「一夜にして白髪になる」は・・・、ちょっとホントです。
髪の毛は死んでいる細胞です。中に血管のような液体を通す管もありません。ですから、黒い髪が一夜で白髪になることはありません。
しかしながら、「円形脱毛症で、ごそっと抜けた場合、白髪だけ残った事例がある」そうです。原因については不明ですが、50%くらい白髪の人が、過剰なストレスを受けて、円形脱毛症で頭皮の毛が抜け落ちた場合、白髪だけが残ったら、「一夜にして白髪になった!」と思われるかもしれません。

白髪改善は、今のところ、食生活改善が一番です。特に、亜鉛や銅を摂取するのがいいと聞きますよ。


アミノ酸系界面活性剤と石けんの違い

今回はアミノ酸系界面活性剤と石けんの違いのデータをご紹介します。
石けんは、ここで何度かご紹介しているように、脂肪酸組成と何の塩なのかで肌への安全性が異なります。
今回は、アミノ酸系界面活性剤と石けん共に、脂肪酸組成をミリスチン酸に、塩をカリウム塩タイプにしました。
ですから、アミノ酸系界面活性剤は「ミリストイルグルタミン酸K」となり、石けんは「ミリスチン酸K」と、なります。

共に安全性の高い原料ですので、比較するにあたり、過酷な条件で行いました。 まず、界面活性剤濃度は10%(通常の洗浄でも約10%と言われています)をよく泡立て、それから前腕部に付け、20回往復洗浄します。その後、10秒間洗浄します。これを連続10回行います。
グラフ1は肌の乾燥、グラフ2は皮膚のpHを比較したデータです。





ミリストイルグルタミン酸K、ミリスチン酸K共に、洗浄回数が上がる程、肌は乾燥します。しかし、ミリストイルグルタミン酸Kの方が、その乾燥度合いが低い事が分かると思います。
洗浄による肌の乾燥の原因は、バリア機能成分を洗浄剤が奪うからです。洗浄を重ねると、肌のバリア機能成分がどんどんもっていかれるのです。
通常の洗浄なら問題はないのです。実際に、1回洗う程度では、この2つの洗浄剤に大きな差はありません。しかし、過酷な洗浄になると差が分かります。
このような過酷な洗浄は日常ではないように思われます。しかし、元々肌バリア機能が低下している人では、どうでしょうか?やはり違いが出るでしょうね。

続いて、肌のpH変化です。
この実験は、洗浄時間が短いので、界面活性剤が肌に残ると思われます。つまり、洗い残しが生じているのです。
以前に、石けんで洗浄しても、肌のpHはアルカリにならないことを紹介しました。それは、十分に水で洗い流した場合です。
日常の生活の中で、髪の生え際や耳の後ろ、あごなどの生じた「洗い残り」がトラブルの原因の大半を占めます。
肌トラブルの原因の1つは、肌のpH調節が崩れることで、バリア機能が低下することです。

石けんでの洗浄自体は問題ないのですが、しっかりすすがないと肌のpHが著しく変化したままの状態になります。
「すすぎ」、これがトラブル対策の第一歩です!
バリア機能が低下している方は、弱酸性のアミノ酸系界面活性剤での洗浄もやってみては如何でしょうか?


処方開発者の1日

化粧品の処方開発者とは一体どんなイメージなのでしょうか?一部からはやはり憧れの職なのでしょうね。
そこで、今回は、夢を打ち砕くような現実の話です(笑)

わたしの場合、ヘアケアの処方開発経験が長いのです。その辺の体験談を少しお話しましょう。

シャンプーやリンスなどを開発するに当たり、当然、初めから良いものは出来ません。洗ったら髪がバシバシになったり、すすぎ時にギシギシに軋んだり・・・。初めはそんな最悪な処方で、1日に5〜10回も髪を洗います。
部内の人や知人に使って、感想や評価を貰うまでには、100くらいの処方は組みます。

また、処方を開発期間中に髪を切ることが出来ません。まぜなら、髪を切ってしまうと、すすぎの感覚や、泡立ち、仕上がりの感触が変わってしまって、全く話からなくなるからです。わたしの場合、後ろで小さなポニーテールが出来るくらい伸びたままだったこともあります。

頭髪の場合は、まだましなのです。頭皮は、皮脂の分泌が激しいので、顔面程傷みません。
そうです、基礎化粧品の洗顔料など担当になった時は、もっと最悪です。 1日に5回も洗えば、肌はガサガサです。1日くらいならひどくないのですが、そんな日々は数ヶ月続くと・・・(悪)。

洗顔の開発をしていて、いつも思うのですが、同じ洗顔料でも、人によって泡立ちが50倍くらい違います。ペタンとした泡になる人、上手にCMに出てくるくらいの泡を作れる人。わたしの個人的な感想ですが、上手に泡立てることの出来る人は、他の人より得してると思います。やっぱり、十分に泡立てて、その「泡」で洗うことは気持ちがいいのです。
どうしても泡立たない人は、泡立てネットを推薦しますよ。

そうそう、最後に・・・。
当然のことながら、入浴中に多くのサンプルを試す訳です。入浴時間も長くなりますが、一般家庭にないアイテムも必要となります。
それは、「」です。
100個くらい小さなサンプルの置ける棚が必要になります。
今現在、わたしの風呂場には、200個以上のサンプルが溢れています。

こんなのが、処方担当者になった場合、経験するであろう日常なのです(苦笑)


レチノールの働き

レチノールは、基本的に細胞の中に入り、その受容体と結合して働きます。そして、真皮の細胞に働きかけ、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などの生産を促進することで、真皮を肥厚化することだといわれています。
具体的な効果として海外では、光老化の治療皮脂の分泌抑制、抗ニキビ、漂白成分と併用によるシミやメラニンの抑制効果などがあると言われています。他にも真皮に於けるコラーゲン合成を促すことでシワの改善としての働きも期待されています。

化粧品の規制緩和以前は、化粧品ではビタミンA油パルミチン酸レリノール(ビタミンAパルミテート)が配合を許されている程度でした。その配合上限は、25万IU/100g容量(重量換算で焼く約0.04%)となっています。医薬品でも50万IU/100gとなっています。

よく誤解されるのですが、化粧品にレチノール(ビタミンA)が配合できるようになったのは、規制緩和の話です(日本に於いてですが)。それまでは、上記の記したビタミンA油やパルミチン酸レチノール(ビタミンAパルミテート)の他、酢酸レチノール(ビタミンAアセテート)に留まります。

レチノールはその周りにどれだけ飾りをつけるかで効果が100倍オーダーで変化します。勿論、最も単純なレチノールが効果が高いのですが、その副作用の懸念と医薬品扱いの構造性から日本では使用されませんでした。しかし、規制緩和後、レチノールの他に、類似構造物としてレチナールやレチノキイトリメチルシランなどの原料も使用が可能になりました。これは、国際的には既にレチノールが使用されていることを理由に導入になっています。

しかし、規制緩和以後に、エステを中心に高濃度の処方された化粧品が出回っていますが、即効性の高い商品は副作用もあると考えていいでしょう。

ただし、医薬品の領域でも活躍しているレチノールやレチノイン酸ですが、やはり、個人差や患部の場所、炎症の具合、皮膚の状態などで効果は変わるようです。

また、皮膚科の中には、レチノイン酸とハイドロキノンを併称することでシミ治療に用いる場合があるらしいです。皮膚科の認識では、ハイドロキノンは「古くから使われている」、「漂白効果は可逆的で安全性が高い」との認識があるようですが・・・。化粧品屋としては、化粧品としての配合は控えるべきだと考えます。

皮膚科は、患者の患部を詳細に観察できる環境にあって、事例などの知識も豊富です。また、何よりも、トラブルが生じる前に使用を中止させることができます。しかし、化粧品は、日常的に使用する商品であり、知識の有無に関わらず使用され続けられます。
そういった違いを、認識し、効果を追うばかりでなく、化粧品としてのあり方を再度考えて欲しいのです。

特に、最近は手作りコスメ基材と称して、レチノール以外にもハイドロキノンも安易に入手可能です。手作り化粧品を楽しむ為にも、効果の高い原料は、知識を入手して、ルールを守って使うようにしましょう。